弦に惑うてその後

 前の記事を書いてからそろそろひと月になるけれど、実はその間にまた低音弦をカンティーガ・プレミアムに戻した。前に書いたときから気持ち的にこれは織り込み済みで、そのために一度張ってすぐに外したカンティーガ・プレミアム弦はとってあったので、それをまた戻した形。コラム弦に変えて扱いやすくなったマイ・ギターだったけれど、予想通りしばらく経つと「やっぱりこれじゃない」感がひしひしと…。引き締まってまとまる感じは出てきたが、その分豊穣な響きが損なわれてしまったように感じ始めた。まぁ、贅沢なもの、とも言えるし、弦のせいにしてるだけ…という心の声も聞こえてくる。

 とはいえ、想定内なのだし、そろそろ戻してみよう…ということで戻したのが一週間ほど前。その前に12月10日からコラム弦で弾いて投稿したのが、『カルカッシ パストラーレ』『ソル パストラーレ op.32-3』など。楽器を変えて投稿したことに気づいた生徒さんからは、「YouTubeで聴いても違いがわかるような気がします」と言われたが、どうだろうか。マイクや録音機材は変わらないが、マイクの位置などは微妙に違うし、素人録音なので録音品質が一定とは保証できない。それでも、たしかに違いは聴き取れるようにも思う。それならそれで十分変えた甲斐があったというもの、そのままコラム弦でいいのでは…という話ではあるけれど、なんだかとても戻したくなって、また戻したという次第。

 そんなわけで、この週末に投稿した演奏は、カンティーガ・プレミアム弦に戻して弾いたもの。実のところ、戻したばかりなので、今後どうするかまでは決められていないけれど、前の記事で書いたような「暴れる感じ」はなくなった。楽器が収まったのか、自分が楽器にまた慣れてきたのか、はたまた一度外した弦だからかなのか、その理由ははっきりしないし、もう少し弾いてみないとこのまま落ち着くのかどうかもわからない。ただ、今のところはやっぱりカンティーガ・プレミアムかなぁ…とは思っている。はてさて、どうなることでしょう。また思うところが出てくれば、いずれここに書きましょう。

 ちなみに、メイン楽器はアントニオ・マリン・モンテロ、弦のテンションはメインではどちらもノーマル、サブは弦長が640mmなこともあって、ハード。興味がある人がいるかもしれないので、3つの動画を貼っておきます。先にも書いた通り、素人録音なので、まぁ話のタネに…位のものではありますが。
・『バラ色の人生』→サブ・ギター+低音カンティーガ・プレミアム(青)弦。
・『ソル・パストラーレ』→メイン+低音コラム(赤)弦。
・『エストレリータ』→メイン+低音カンティーガ・プレミアム(赤)弦。

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