最近YouTubeでも使っていたメインのギター、アントニオ・マリン・モンテロの表板に割れが見つかった。写真に見えるように、駒の下、低音側で木目に沿って割れている。最初に見つけた時はこの半分くらいの長さだったが、しばらく経ったらこんな長さに。見つけてすぐに修理は頼んでいたが、割れが広がったのを見た時はかなりショックだった。が、どうしようもない。ぶつけたわけでもないので、乾燥によるものだろう。このところ、寒かったしなぁ…。
とにかく修理を頼むしかないのだけれど、実はこの際他にも見てもらいたいところがあった。というより、少し前から気になって見てもらおうと思っていたところに、割れ発生、といった方が実感に近い。ともかく、気になっていたのは糸巻きで、妙な遊びがあるというか、ピタッと合わなくなってきていた。これはもう、一緒に修理・調整してもらうしかない。
ということで、修理を頼んだアントニオ・マリン、本日ご入院となりました。ここ二ヶ月ほど弦を変えたり試行錯誤しながらまた仲良くなりつつあったのに、まさかの展開。修理自体は残念だけれど、一方いろいろ調整もお願いしたので楽しみでもある。修理内容は戻ってきてから書くことにして、あとは大人しく楽しみに待つしかない。いい仕上がりで戻ってきますように(祈)。
そして、そんなわけでYouTubeはまたサブのギターで撮ることに。いつもの相棒という感じで気心が知れていて安心感はあるし、不安はないけれど、弦はこちらもラベラに変えてみた。エリート900-B。違うギターでこの弦がどんな表情を見せるか、それも楽しみ。なんだかんだと、ギターも弦もとっかえひっかえな日々。
コメント
コメント一覧 (4件)
はじめまして。同じギター(モデルBではないです)を持つ愛好家です。同じように表面版が割れて修理かなあと思っているのですが、どこに依頼されたか教えていただけないでしょうか?不躾なコメントで恐縮ですが、よろしくお願いします。
コメント、ありがとうございます。
私は勤め先の現代ギター社、GGショップからお願いしました。首都圏にお住まいなら、ご検討ください。
ちょうど今、今回の修理についてまとめた動画を作っています。YouTubeで近々公開予定なので、良かったらそちらもご覧ください(公開時にはこちらでも告知します)。
動画を拝見しました。ありがとうございました。
[…] アントニオ・マリンを修理に出して、3月末には戻ってきた話は書いてあって、実はいろいろと衝撃の?!事実があったりもしたのだけれど、それについてやっと動画にまとめることができた。細かい事など、すべて話せたわけではないものの、最低限、自分の備忘録にはなったかな。 […]